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風景から建築を考える
何かこれまでの「建築」という枠組みでは捉えきれなかった、広がりのある世界を想像している。
風景は、一般的には landscape と訳されるが、風景は、「土地 land」でもなく、「自然 nature」でもなく、「空間space」でもない。
風景は、あらゆるものが生きるという行為そのものから刻々と生まれ出るもので、時間軸を伴い、変化し続けている状態である。
建築も、人も、木々やそれらの根ざす大地も、あらゆるものが生の運動の中に漂っている。
こうした「風景」のもつ、変化の「かたち」をとらえられないだろうか。
建築を、単体で完結したものではなく、さまざまな要素と関係づけられたものとして設計することで、ちいさな建築が、おおきな風景をつくるようになるのではないかと、日々、考えている。
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